環境流体研

エネルギーと風車

エネルギーと風車
定価\1,650(本体1,500+税10%)
ページ数128
サイズB6
著者河村 哲也
付録プログラムソース
発売山海堂
ISBNコード4-381-01678-5

いわゆる化石燃料は、生物が太陽エネルギーを使って何億年もかけて蓄積したものです。この長大な時間スケールからいえばほんの一瞬といえるスピードで人類は化石燃料を燃やし続けています。一方、これらの化石燃料は、プラスチックや医療品、肥料などの原料でもあります。それをただ燃やすというのはいかにももったいない話です。そのような中で近年環境にやさしい新エネルギーが模索されてきましたが、現在もっとも有望視されているのが本書のひとつの主題である風力エネルギーです。

目次

  1. はじめに
  2. エネルギーの話
    1. 仕事と力
    2. いろいろなエネルギー
    3. 電気エネルギー
  3. エネルギー問題
    1. 地球環境とエネルギー
    2. エネルギーの流れ
  4. 化石エネルギー
    1. 石炭
    2. 石油
    3. 天然ガス
  5. 原子力エネルギー
    1. 核分裂と原子力
    2. 原子力発電
    3. 放射線の影響
    4. 核融合
  6. 自然エネルギーと新エネルギー
    1. 水力エネルギー
    2. 太陽エネルギー
    3. 海洋エネルギー
    4. 地熱エネルギー
    5. バイオマス
    6. 水素エネルギー
    7. エネルギーの有効利用
  7. 風力エネルギーと風車
    1. 風力
    2. 抗力と揚力
    3. 種々の風車
    4. 風力発電の現状と将来
  8. 風の気象学
    1. 大規模な風系
    2. 海陸風と山谷風
    3. 局地風
    4. 地表付近の風速分布